最近、ワインショップやSNSでよく見かける「ナチュラルワイン」って、一体どんなワインなんでしょう? そして、「美容や健康に良い」なんて話も聞くけれど、それって本当のところどうなの!? ワイン好きも健康志向さんも、みんなで楽しく学んでいきましょう!
🌿 ナチュラルワインってどんなワイン?
「ナチュラルワイン」という言葉、よく耳にするけれど、実は明確な定義はないんです! でも、共通しているのは「自然」を大切にするワイン造りの考え方。化学肥料や農薬を極力使わず、自然の力でブドウを育てるところから、人工的な介入を最小限に抑えて醸造するワインのことなんです。フランス語では「ヴァン・ナチュール」とも呼ばれています。
具体的には、こんな特徴があります。
- ブドウ栽培🍇: 化学肥料や農薬を使わない、大地のエネルギーをたっぷり吸収した有機栽培されたブドウが基本です。中には宇宙の循環の一部と捉え、月の満ち欠けに合わせたりて作業をするような「バイオダイナミック農法」を取り入れているところもあります。
- 醸造方法🥂: ブドウの果実についている天然酵母で発酵させ、添加物(保存料、砂糖など)や酸化防止剤(亜硫酸塩)の使用を極力控えるか、全く使わないで造られます。ろ過や清澄も最小限に抑えることが多いので、少し濁りがあるワインもあります。これにより味わいの複雑性が生まれ、日本ワインの出汁のうまみの複雑性にマッチします。
- 造り手のこだわり❤️: 生産者さんの個性や、その土地ならではの風味が強く反映されるのが特徴です。同じワインでもその年の天候の影響やこんな味わい、香りのワインに仕上げたいなという造り手さんの技術によって少しずつ味が違う、なんてワクワクする発見もあるかもしれません!
🍎 美容や健康に良いって本当!?
この「添加物をなるべく使わない」という点が、「美容や健康に良さそう!」と言われる理由の一つです。
✅ 添加物が少ないことのメリット
- 自然なものを摂取🌿: 無添加の食品は、素材本来の味わいを楽しめるだけでなく、化学物質の摂取を減らすことにつながります。体が化学物質を消化する負担が減ることで、長期的な健康だけでなく、ブドウが育つその畑の健康も守る良い影響が期待されます。
- 生産者のこだわり✨: 化学肥料や農薬を抑えるということは、ブドウ自体が健全に育っている証拠。もちろん除草は手作業だったり、カビや病気にかからないように、虫が悪さしないように丁寧な管理が必要になるので生産者さんの苦労は計れません。ただ、そのお陰で、微生物など生物多様性の中で、ブドウ自体がとてもたくましくエネルギーみなぎり、ブドウが持つ本来の栄養素や、土地の恵みをしっかり味わえるという考え方もできるのです。
⚠️ 注意点もあるんです!
ただし、ナチュラルワインが「魔法の美容ドリンク」というわけではありません。
- 定義のあいまいさ🤔: ナチュラルワインには明確な定義がないため、お店や生産者さんによって基準が異なります。
- 劣化しやすい可能性🌡️: 酸化防止剤の使用が少ないため、通常のワインよりも温度変化に敏感で、劣化しやすい傾向があります。保存方法には注意が必要で、もちろんワインの造りによって違いますが、購入後は早めに飲むか、しっかりした温度管理が大切なこともあります。
- 「美味しい」かどうかは意見が別れることも: 体に良いからといって、必ずしも好みの味とは限りません。濁りや独特の風味があるものも多く、最初は今までのワインとイメージが異なることで驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。でも、それがナチュラルワインの個性であり魅力でもあります。こんなはずじゃなかった、、、とナチュラルワインを決めるけは悲しいので、ナチュラルワインに詳しい方にアドバイスを元に購入されるのが安心です。色んなタイプがあるので、お好みのナチュラルワインが見つかります!
体に良いものを取り入れることは、美容や健康にとってとても大切です。ナチュラルワインもその選択肢の一つとして、楽しみながら選んで、思いを馳せていただきたいです。
ただ、お酒ですので、飲む量は適量を守って、健康的に楽しんでくださいね!!
⚠️20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。


